PROFILE

出演者紹介


佐久間 新 SHIN SAKUMA

ジャワ舞踊家
 
1968年大阪生まれ。二十歳の頃、流れる水のように舞うジャワの舞踊家ベン・スハルト氏に出会い、自分のご先祖さまに会ったと確信する。その後、インドネシア芸術大学への留学を経て、現在は伝統舞踊におけるからだのありようを探求する中から「コラボ・即興・コミュニケーション」に関わるプロジェクトを推進中。からだに問いかけることとそこから生まれる言葉で話す「からだトーク」(大阪大学)、障がいある人と新しいダンスを創る「ひるのダンス」(たんぽぽの家・奈良)、マイノリティの人とのダンス映像制作(CROSSROAD ARTS・オーストラリア)等。演出作品に「だんだんたんぼに夜明かしカエル」等。共著に「ソーシャルアート 障害のある人とアートで社会を変える」(学芸出版社)。

川瀬亜衣 Ai Kawase

ダンサー・振付家

1987年京都生まれ。2010年京都造形芸術大学 芸術表現・アートプロデュース学科卒業。同年、〈忘却/記録〉をテーマに、写真・インスタレーション作品を制作、発表する傍ら、千日前青空ダンス倶楽部で踊り始める(芸名水鳥)。
2013年、国内ダンス留学@神戸 二期 ダンサーコース修了、ダンサー奨励賞受賞。2013-14年、Ensemble Sonne サブメンバー。のちに拠点を京都に移し、ダンサー・振付家として活動。
これまでに、黒沢美香、内田結花、山本和馬、佐藤有華、きたまり/KIKIKIKIKIKI 、akakilike 、ずぶとじぶ(中西ちさと・赤松みさき)、紅玉、桂勘、ANTIBODIES Collective、山城知佳子、西純之介作品に出演。
その他、はなもとゆか×マツキモエ、きたまり/KIKIKIKIKIKIの振付助手、あごうさとし、ソノノチ、居留守の演劇作品への出演、写真家・現代美術家の大坪晶をはじめ美術家らとの協業など、活動は多岐。
大坪晶による「Shadow in the House」プロジェクトメンバー。
2018年「書き文字を辿り踊る」シリーズ開始。同年、上演企画SAILINGを振付家・ダンサーの菊池航と共に企画、全3回を実施。
自身の作品には「閃光に抱く」(2016)、「逸星霞梅」(2019)、「かくことのは」(2019)がある。KAC Performing Arts Program 2018/ Contemporary Dance 
「シティⅠ・Ⅱ・Ⅲ」『シティI』(2019) では振付を担当した。
身体を踊ること、自身の身体を介して作品の部材になることを活動の基軸とする。 

写真撮影:1.  Kazuo Yamashita/2.作品記録映像より(映像制作:片山達貴)/3.遠藤僚之介

桑野 聖子 Seiko Kuwano

ダンサー

2003年成安造形大学 造形美術科立体造形クラス卒業。 在学中よりパフォーマンス要素を含むインスタレーション形式で作品を発表。 2007年より舞台美術のアシスタントとして、2010年からはダンサーとしてもEnsemble Sonneの活動に参加。 現在は美術とダンスのあいだで独自の表現方法を模索中。 また身体について理解を深めるためジャイロキネシスに取り組む(2015年Level.1 トレーナー資格を取得)。 
2018年より美術とダンスの実験の場『7×7実験空間』を企画。
写真撮影:1. 中秀樹/2,3. 櫻井みずき

森 太三 Taizo MORI

美術家
※4月4日のみ出演

1974年 大阪府生まれ
1999年 京都精華大学大学院美術研究科立体造形専攻修了
1996年の初個展以降、個人の身体感覚によって生みだした小さなカタチを集積させて、展示空間内に架空の風景を表出させる作品を発表。近年は展覧会企画や展示設営、ワークショップなどの美術に関わる様々な活動も展開している。
写真撮影:中秀樹

帰山玲子 Reiko Kiyama

ダンサー

kiyamania主催
立命館大学在学中より舞台活動にたずさわる。
2004年、空手を母体とする新体道の影響を受け、武道の稽古に専念。演劇活動を中断。
2010年、踊りはじめる。
kiyamaniaでは西陣ファクトリGarden(2015年閉鎖)を拠点に、空間に即したダンス作品を作成。作品ごとにダンサー・音楽家・美術家等を招聘している。

近年では音、とりわけビートとの関わりに特化。「人間が奥底にもっているリズムが表われ出ること=ダンス」とする。プリミティブなダンスを心身から掘り起こし、音と音の間に立ち上げることを目指す。

過去の作品群はこちらから
写真撮影:草本利枝