新年明けましておめでとうございます
思えば一週間前、年の瀬の稽古は静かで、特別なものがありました。
木ヘラと、普段使っているシャープペンを手に、ひとつづつシークエンスを踊ってみる。
ここまでに積み重なった時間というのが、道具や持ち物にしみ込んでいるようです。
身体や呼吸に、そういったものが映し出されるのですが、それは何故だか、邪魔に感じられた。
道具に、持ち物に、手にするものに語ってもらうには、手にした者の息づかいはノイズにしかならないのでした。
ほんとうに、実際に手にして動いてみなければわからないことだらけです。
新しい年の、新しい稽古がはじまります。
(2020.1.4 きやま)
0コメント